1/19/2010

自分の記録として自転車のことを

SurlyのHomePageより引用しました
Surlyのこと
Surly(サーリー)の意味は、「無愛想な」とか「むっつりした」。大した意味もないのに売らんかなのために新製品を垂れ流すメーカーや、大して乗りもしないのに新製品や高級品に群がるファンを「流行に弱い無駄使い集団」と切り捨てる皮肉が彼らの真骨頂ながら、その背後には自転車を心から愛する気持ちがある。超風変わりで、超真っ当なブランドです。以下、2007年に向けての彼らの挨拶をご紹介します。「こんちは。Surlyタウンにお立ち寄りいただき……本当に感謝しています。初めての方にしてみれば僕たちが何者なのか、何をしてるんだとか気になるところですよね。僕たちはバイクに乗ることが好きな人間です。で、同じくバイクに乗るのが好きな人たちに向けて、賢くて、乗って楽しく、丈夫で、そして手ごろな価格のフレームやパーツ、ウエアを考えて作っています。見栄えのする派手な物なんて何もないのですよ。でも有用な物がすべて美しいように僕たちの作る物は美しいんです。僕たちが自転車を好きなのは、排気ガスを出さないし(ライダーはたまにガスを出しますが)、交通渋滞を解消し、簡単に駐輪でき、メンテも簡単、老若男女にとって良いエクササイズで、そしてなによりも単純に乗って楽しいからです。特に最後のひとつは本当に重要です。自転車はなにをするにしてもそれをより楽しくします。シングルトラックを急降下する時も、仲間とビールを飲みに出かける時も、仕事や学校に行ったり、冷蔵庫を運ぶ時も(冗談だと思ってるでしょう?)。こんなにいろいろできて使うたびに楽しいモノがほかにあるでしょうか? マイカー? iPod? 脱スーツなビジネスカジュアルで決めてみること? ねえみなさん。シンプルな美しさ、効率、扱いやすさ、それから気が遠くなるほどの「自由」な感覚……これをみんな持ってる自転車ってやつは世の中に貢献する可能性があるなんてもんじゃなくて世の中を良くしてる……今この瞬間にも……と僕たちは信じてるんです。なんで、そのために、僕たちはあなたの財布に優しくて、雨の日も風の日も毎日楽しんで使ってもらえるモノを考えてるのです。毎日自転車に乗ってるあなたみたいな人に、より良い物を……」

Cross-Checkのこと
シクロクロスバイクというカテゴリーのもと、Cross-Checkは泥濘やみぞれの中、照りつける太陽の下や真っ暗な夜中、心を洗ってくれる幾多のトレイル、あわただしい都会の喧騒の中断続的に続く退屈この上ない裏道の直線コース、そういったストリートやダートで幾度も試されてきました。そう、私たちは本当に半端なくこのモデルに付き合っていると思っていただいて構いません。そして多くの人がTIMEタウンバイク、ツーリングバイクとしてどのように使ってくれているかを報告してくれ、そして彼らは決まってその耐久性や快適な操舵感覚を誉めてくれるのです。(お手頃感は二の次のようで嬉しく思っています)独創的な面は価値基準をしっかりと吟味したことです。私たちは楽しいライディングを可能とするうえで、軽量なコンポーネントを選びました。ただしそれは決して過度に軽量なモノではありません。時たま他のメーカーのバイクに見られるのですが、耐久性は快適さ、使いやすさを損なう要因ともなりうるのです。勿論 Cross-Checkはそんなことはありません。幅広のハンドルバー、シクロクロスでおなじみのバーエンドシフター、快適性重視のサドル、あらゆる地形に対応するギア選択、そしてもちろんただ単純に乗られることを請われる4130クロモリ鋼のフレーム&フォークといった仕様のCross-Check であとはあなたのお気に召すまま乗ってください。きっとコーナーをやり過ごした際のハンドリングや路面情報の吸収具合に驚かされ事でしょう。ハンドルの旋回やペダルの踏み込みも大変素直なもので、決して突拍子なモノでもなく、予測しやすいものとなっています。コンポーネントの構成に関しては、その変更は決してお勧めしません。ただもしあなたが私たちのような人種なら、いじり始めるのも良いでしょう。このバイクはそういった人に向けたバイクでもあるのです。シートポストやフロンとディレーラのクランプ、ステム、ヘッドセットに関しては流通しているサイズを採用していますし、ダボを設けているのでバイクラックやフェンダーを付けることも可能です。そしてこのフレームにはSurlyらしい魅力的なアプローチも加味されています。 Gnot-riteと名づけているリアエンドにはロード、マウンテン両規格のハブを受け入れます。ブレーキ台座は伝統のカンチレバー仕様ですが、簡単にリニアプルブレーキ(Vブレーキ)へも変更可能です。リアのドロップエンドはロングタイプのセキホリゾンタルタイプで、シングルスピードでの使用も可能です。大きなチェンリング、太いタイヤ、私たちがリリースしているFixxerを使っての1×1・・・何だって出来ないことはありません。財布の中の最後のペニー硬貨まで使い果たして挑戦して見てください。Cross-Checkはびくともしない頑丈さと多様性を併せ持った軍用ジープと考えてください。多分その実用的な品質でもって、Cross-Check はある種カンフーのような、あなたにとって歓迎されるべき、バランスの取れた価値と多様性を持っていると思うのです。Cross-Checkは決して市場調査の結果や何かの弾みで生まれたのではありません。バイクを愛し、乗り込まれた結果生み出された作品なのです。Cross-Checkは熟考された、個々の自由を駆り立てるマシーンなのです。私たちはそれがとても美しいことではないかと思っています。

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